まちっこプロジェクト いのちの尊さ〜小学生の君が出来ること〜
ファシリテーターとして参加しての感想

初めてファシリテーターとして参加させていただき、その役割の重要性を理解できました。30年後のサザエさん一家を舞台としましたが、波平さんやフネさんが病気で他の家族も年を取っていることを、子どもたちがイメージできるか心配でした。また、進行しながら自分の考えを押し付けてしまわないか不安でした。しかし実際は、イメージがわかないなりにも一生懸命考えている子どもたちの姿を見て、一緒に考えていく必要性を実感できました。

自分の子ども時代は、健康のことや親兄弟が病気になったらどうするかなど、考える機会はなかったと思います。しかし、これからは親子で話し合う時代です。1.健康でいるためにはどうすればいいかを知り、行動することで、健康を自分で作り出す。2.自分や家族の大事なことを決断できるよう、日頃からよく話し合う。3.自分の住む地域の人とのつながりを深めていく。4.命や家族の健康について相談できる“かかりつけ医”をもつ。この「4つのねらい」を浸透させていくためにも、自分たち訪問看護師を含む地域の医療従事者を身近に感じてもらう取り組みに、今後も参画していきたいと思いました。

2016年11月22日
東松戸訪問看護ステーション
田尻雅子

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